白いタヌキ?! 伊藤 周さんからのおたよりです。2023年 12月

最近、ツミ日記の川村さん、長名さん、松村さんの間で、話題になってるのが、「白いたぬき?」です。 

12/5に、野川長谷川病院裏の丘の小道で、たぬき2匹に遭遇。(伊藤)

12/10に、ほぼ同じ小道で、未知の?動物に遭遇。(伊藤)グーグルレンズでも、判別できません。

川村さんに「白いたぬき」で検索を、と言われ、探してみると。

それらしき画像が数枚。「白いたぬきに会うと幸せになる」とのお話もあるようで。

何なのか、知りたくて。よろしくご検討ください。

12/5 親たぬき(2匹目撃のうちの1匹)

12/10未知の生物?!に遭遇

(ピンボケご容赦下さい)

9134

ネット検索で見つけた写真


高槻先生からの回答

  この3枚の動物は今年生まれのタヌキで、痩せているし、毛が少ないので、疥癬に罹患しています。

毛の色は白とは言えませんが、確かに薄い色です。9134の写真では肋骨が見えていますから、相当痩せていると思います。

こういうタヌキは立っているのがやっとみたいな感じで、警戒心も失っていて、交通事故に遭ったります。

普通であれば、顔の左右に長い毛が生えているので「丸顔」に見えますが、それが脱毛しているので面長に見えるため、タヌキの印象がありませんが、確かにタヌキです。

高槻成紀先生の略歴

高槻成紀:専門は野生動物保全生態学の生態学者。理学博士。麻布大学いのちの博物館上席学芸員。シカや野生動物に関する保全生態学の著書多数。

また、「疥癬」は人間にも移りますので、白いタヌキを見つけても触ったり捕まえたりしないように注意書きもお願いします