ハシビロガモについてレポートします。(川村宜義さん)

 

  ハシビロガモは文字通り、嘴が広く杓文字の形をした鴨です。水の中でとらえた植物プランクトンなどを食し、嘴の淵の歯のようなもので植物プランクトンを残しながら水を吐き出すそうです。

今年の2月ですが雄雌2羽で水辺をグルグル回っている所を目撃しました。

グルグル回り、足で水の中を掻いてプランクトンが水面に浮いて来たところを大きな嘴ですくうとの事です。

そして、10月、雄か雌かわからないハシビロガモを見ました。雄なのですが、通常の雄とは少し違います。この状態をエクリプスと言い、カモのオスが非繁殖期にメスのように地味な羽根色になる状態なのだそうです。鴨の生態も興味深いですね。

(川村宜義さん)

  通常の雄と雌の写真も投稿します。

通常の メスとオス

エクリプス